2008年07月06日

「1分間マネジャー」 書籍






7月になり、今年も新入社員が各部署へ配属となった。
昨年に引き続き、今年もウチの担当へ一人新人が加わった。
僭越ながら、自分はトレーナーという役割を与えられた。

弊社ではこのトレーナー制度は昨年から始まった。
自分が入社したときにはなかった制度ではあるため、
「そこまで手厚くしてやるものなのか?」などと、
会社の方針とはいえその制度に当初過保護さを感じてはいたが、
冷静に考えてみれば、その考え方自体には賛同できる。



では、自分はどう望むのか?

考えはあるものの、なかなかまとまりがつかないため
引き出しも増やす意味で上記の書籍を読んでみた。

当たり前といってしまえばそれまでではあるが、
これに書かれていることは基本的なことばかりである。
物語調で話が展開され内容もわかりやすいものとなっている。

ノウハウ・ドゥハウ本ではないから、
答えを求めて読む人には物足りなさがあるかもしれないが、
あくまで基本的なスタンスを示唆してくれているため
本質を掴んでしまえば個人で応用が利かせられると思う。



特に印象に残ったことは2つあって、
まずは人の育成を子供の成長に例えた考え方。

「子供に歩き方を教える時、子供を立たせて『歩け』と
命令するだろうか?
また、転んだ時に、抱き上げて尻を叩き、
『歩けと言ったのに』なんていうだろうか?
 そんな事はしない。まず子供を立たせるが、最初の日は
少しふらつく。するとわれわれは、すっかり興奮してしまって、
『立ったぞ、立ったぞ』と言い、子供をぎゅっと抱きしめて
キスをする。
次の日子供はちょっとの間立って、よちよち一、二歩歩くかも
しれない。すると子供のところに駆け寄って、キスをするやら、
だいてやるやら・・・と言う事になる。」というもの。

もう1つは、本編外に書かれている山本五十六艦長の言葉で、
「して見せて、言って聞かせて、させてみて
 ほめてやらねば、人は動かぬ」という至言は
人使いの極意を的確に表している。


これを適宜、適切に使い分けることの重要性は認識できた。
あとはいかに実践するか?を考えないと。

業務をする上でのあらゆる答えはこちらが持っていて、
新人たちは持ち合わせていないことが当たり前なのに
委任型の指示をしてしまってはどうしようもないのだから。

まっさらな新人には子供に接するように、
1から教えてあげる環境が必要だと再認識できました。
明日から早速実践してみよう。


posted by N-4 at 22:03| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

「地頭力を鍛える」 書籍






日々仕事をしている中で感じることの1つに、
学生時代の偏差値の高さは必ずしも、仕事における
高いアウトプットが出せることに直結しないということ。

出身大学から察するにさぞ勉強はできたと思う人が、
仕事ではなんてことのない問題で引っかかる点を見受ける。

何に困っているか?を聞くと、詰まるところ
深く考えていないことに起因している。

つまり何がいいたいかというと、
俗に言う「頭がキレる」人ほど高いアウトプットを出している。




そんなことを考えて本屋で見つけたのが冒頭の書籍。

人間の思考を明快な解説で書かれていた。
この書籍でいうところの「地頭力」が高い人は
仕事で大きな武器となるはず。

ある問題点に着目したときに、
どういった視点で捉えるか、どんな切口で解決策を見出すか?

問題は千差万別ではあるが、
ゴールまでの道筋を描くにあたり、
こういったことは常に念頭において考えられれば
自ずと最適な解が見えてくるだろうという
思考のプロセスが書かれている。

そしてその鍛え方までが載っている。
非常に参考になる本でした。



ちなみに掲載されている問題では、
「日本全国に電柱は何本あるか?」である。

これを計算機、参考となるメディアに頼らず
3分以内に解答するといった問題。

正確な解がわかるに越したことはないけれど、
ここで大事なことはどんなロジックで解を求めるか?である。

ちなみに、当てずっぽうで数を出したり、
細かい条件を確認しようとすることは論外。

わずかな情報から仮説を立て解を導くことは
普段のビジネスでも使えるからね。


自分のケースでいえば、数字を捻り出して、
それを元に戦略を練るということに十分使える。



個人的には正解に至らなかったものの、
イイ線まではいっていたので、今後もこの書籍で
学んだことを日常の仕事で鍛えて、
己の武器としていこう。
posted by N-4 at 23:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 セクシープロジェクトで差をつけろ!」 書籍






着眼点が面白い。

仕事において目の前のタスクに対峙したときに、
放り出したり、逃げ出したくなることは往々にしてある。
とくに課題が大きいと自分には手におえないため、
できない理由を考えることに終始しかねないもの。

そういったときにどういったスタンスで臨むべきか?を
違った視点から捉え、面白い切り口で述懐している。

例えば、とてもつまらない雑務処理を嫌々するのではなく、
それをまずどう効率的にこなすかを考える。
そしてその打ち手を他の領域にも応用できないかと展開し、
もし展開できるならば、その裏には社内に潜むとても大きな
問題があるともいえる。
そこまで解決できたらとってもセクシーでしょ?といった具合。



セクシープロジェクトにするためのノウハウ本ではない。
また、まれに流石にそれは誇張・飛躍させすぎだろう?と
いうのも含まれているけれど、日常の目の前にある仕事を
こういった視点で捉えてみるのは意義がある。
ルーチンワークを業務改善、提案までできたら・・・

確かにそれってセクシーだね。
posted by N-4 at 22:52| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

「畑村式"わかる"技術」 書籍





事象を“わかる”と認識することを
この本ほどわかりやすく説明しているものに出会ったことがない。

情報を得たときにそれをどう処理しているかが理解できる。
漠然とした理解であったがこれを読んでなるほどと思った。

今後も知識、情報などを数多く得ていく上で、
既知のテンプレートをうまく扱えれば逸早く理解できるだろう。
構造化させることが大事。
posted by N-4 at 21:16| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

「敗因と」 書籍







2006年 サッカー ドイツワールドカップにおいて
日本代表は残念ながら予選敗退となった。

原因探しは一通りされた感があるし、
誰かを戦犯扱いする気も毛頭ないけれど、
あの時日本代表にはどんなことが起きていたのか?が
各方の証言を織り交ぜて事細かに書かれている。



華やかな舞台の裏で繰り広げられていた事実。
正直、驚愕する事実を知ることもできた。

サッカー好きのため、彼等の動向には気になっていたが、
ここまで根が深いものだとは露とも知らず・・・



それにしても、彼等に起こっていた事象は他人事でない。
特に人間関係の構図は僕等の身の回りにも当たり前のように
起こっているものとなんら変わりがない。

1つになれない人間の集合体=組織が
真剣勝負の場で、それも世界の舞台で邁進できるほど
簡単なものではないことがよくわかる。

私のいる場は世界が舞台ではないけれど、
利害が衝突する場ではある。
そんなときに一枚岩として機能した組織がどれだけ強いのか。

1つになるには上に立つ者、下に居る者は
自分のフィールドにおいてどういったことに注力すべきか。


単なるドキュメンタリーに留まらず、
僕等人間社会の構図がそのまま当てはまるため
非常にいい教訓となる材料にもなる、そんな一冊。
posted by N-4 at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

「スープで、いきます」 書籍


 スープで、いきます

  商社マンがSOUP STOCK TOKYOを作る







これまで読んだ本の中で最もいい。
その良さを一言で表現するならば「とても元気になる本」に尽きる。
小難しいビジネス書とは違う、非常に読みやすい形式。


都内ではチラホラみかけるあのスープ屋。
たまに行くけど、あのスープはかなりおいしい。

著者は創業者である遠山氏が執筆したもので、
内容は企画から出店、出店後から現在に至るまでの話。


あの三菱商事の社内ベンチャーとして動き出したものの、
社内では「スープだけで成り立つのか?」、「夏場はどうするんだ?」
など大きな批判を浴びつつも、その壁を乗り越えてきた凄まじい努力と
熱意が読み取れる。




社内ベンチャーを起業させることは昨今多くの企業が取り組んでいるけど、
コア事業とは別物の飲食業を最終的には認めてくれる三菱商事という組織。
そしてそこにいる人々=幹部。
上司にこういう人たちがいてくれることは、
部下達にとってこの上のないありがたい環境。
こういう人たちがいるあの会社は正直羨ましく思える。




そして、創業者の遠山氏。
常にお客様のことを第一に考える姿勢と実行力。
「価値をお客様に提供する」という、わかってはいるけど
そう簡単にはできないあのスタンスと姿勢は見習いたい。

徹底的に試行を繰り返され世にだされる商品へのこだわり。

コンセプト・企画立案までの推進力、
店舗拡大により新たな問題が噴出するが、
それさえも苦難の末に突破した気持ちの強さ。
やはり仕事は、その人なりの哲学を以って取り組むことが重要なんだ。


また、遠山氏を支え続ける周囲の人々。
きっと遠山氏が魅力的だから、自ずと集まってきたんだろう。
人が力をあわせることで大きな可能性が生み出せることを
見事に教えてくれる。



読破するとスープが飲みたくなる。

そして、今後も幾度も読み返そうと思える。

そんな一冊。
posted by N-4 at 22:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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